横山さんは現役時代に第1志望だった獣医学部に合格することができなかったので浪人を決意。親御さんの勧めもあり仮面浪人の道を選びました。そこで、獣医学部の友人が武田塾に通っていたことを聞き、武田塾ならではの勉強法に惹かれて入塾を決意します。苦手だった英語と数学を基礎から叩き直し、自分の苦手な部分を潰していった結果、1年間の仮面浪人を経て酪農学園大学獣医学部に合格した横山さんの実録合格者カレンダーです！
酪農学園大学
酪農学園大学はその名前の通り酪農や農業についての学び・研究が充実しており、食・農・環境・生命を総合的に追求することのできる環境が整っている大学です。また、獣医師を養成するための「獣医学科」を持つ大学の1つとして名を轟かしています。酪農学園大学の偏差値は48～66という水準にあり、今回合格を掴み取った獣医学部は1番高い偏差値を誇っています。
さらに、大学での研究も非常に盛んです。作物の高収益施設の研究や病原体管理の研究・鳥インフルエンザの研究など様々な研究実績を誇っているため卒業生の進路としては基本的に農業系の組合や企業が多くなります。オホーツク農業共済組合・丹波屋・ホクレン農業協同組合連合会・生活共同組合コープさっぽろなど様々な組合に所属する卒業生が多いのがポイントです。また、獣医学部の卒業生は酪農学園大学附属動物医療センターなどの動物病院に就職しています。
現役時は獣医学部に合格することができず酪農学園大学の他の学部に進学
現役時代では酪農学園大学の別の学部に合格するも第1志望はあくまでも「獣医学部」でした。どうしても獣医になりたいという夢があったため獣医学部に合格できなかった時点で浪人を決意しますが実家の近くに予備校がないことから親御さんのおすすめで仮面浪人として酪農学園大学の他学部に通いながら獣医学部の再受験を決意します。
その後、獣医学部の友人から武田塾の勉強法について聞き心惹かれ入塾を決意しました。浪人生開始当時の最初の全体偏差値は50～55あたりで、生物・日本史・現代文を得意としていましたが数学・英語が非常に苦手な科目でした。全体偏差値は50~55なのですが数学と英語の偏差値は40と、得意科目の足を大分引っ張っていることがわかります。
武田塾に入塾してからは苦手科目である数学・英語の実力を身に付けるために特訓を通して猛勉強を開始しました。得意科目である生物は特にこれといった対策はせずに数学と英語に時間を割きます。
仮面浪人時は大学の勉強もあることから、睡眠時間を心配されるほど勉強に没頭
武田塾の特訓が始まると非常に大量の宿題が出されます。1日8時間をかけないと終わらない想定の量の宿題を出されますが仮面浪人ということで受験勉強だけではなく、大学の勉強も両立する必要が合ったため睡眠時間を削りながら必死に勉強に取り掛かります。学校のテストと塾の模試が重なるといつも以上に勉強しなくてはいけない範囲・内容が一時的に増えるためいつもに増して睡眠時間を削って勉強をします。
普段から睡眠時間を削って勉強していたため、学校のテストと塾の模試が重なったときはいつも以上の気合で乗り切ります。また、特訓で出される大量の宿題はただ解く・ただ宿題を終わらせるだけではなく確認テストで毎回100点を取れるように死ぬ気で勉強を行いました。「今年受験してダメだったらもうダメだ」と常に強い気持ちをもって勉強に取り組んでいたので常に高いモチベーションを保つことができ、常に自分の限界に挑戦することで自分の限界値を高めることに成功します。
基礎の抜けを無くしていきながら、常に100点を目指すことを強く意識
実際に勉強を進めていく中で自分の基礎の抜けを実感する場面が多く、なるべく基礎の抜けている部分を埋めるように努力します。数学であれば数列の強化・英語であれば英文法の強化など粗を1つ1つつぶしていくような感じで自分に足りない部分を積極的に習得しました。
確認テストや模試では常に100点を目指すという気持ちで臨み、足りない基礎の部分を見つけてはすぐに埋めていくという勉強方法を繰り返し、努力を続けました。その姿勢を続けていったことで6月の段階で数学が日大レベルを突破するという成果を出します。それ以降は過去問を解いていく中でも思ったよりも点数が取れたりと、基礎がしっかり身に付いていることがわかります。
獣医学部の対策として、早めに共通テストの対策をスタート
常に真面目な姿勢で勉強に取り組み、基礎知識を身に付けると共通テストの対策に取り掛かり始めました。酪農学園大学は入試制度が変わり共通テストを必ず受ける必要があったため、9月という早い段階で共通テストの過去問を勉強し始めます。
また、共通テストの対策と並行して、武田塾模試やZ会の実戦模試も精力的に取り組んでいきます。特にZ会の実践模試は難易度が高くいため全然できない問題も多かったのですが見直し・復習を重ねて実力を上げます。Z会の実践模試を細かく見直した事が英語の成績の向上に繋がります。
受験本番では7~8割を獲得という成果
現役時代と比べて仮面浪人時代は徹底的に細かい疑問点などを1つ1つ潰していくスタイルで勉強を続けたため共通テストでは全体で70%~80%の得点を獲得。苦手科目だった英語や数学は70%、得意科目だった生物や現代文では80%~90%という高成績を獲得することに成功しました。
苦手科目で常に得意科目の足を引っ張っていた数学・英語を足を引っ張らない程度まで上げるのではなく、確実に点数を取れる科目まで持っていき、得意科目はより得意科目にすることで高得点を稼ぐことができました。その結果もあり最終的には岡山理科大学・日本大学・酪農学園大学の3大学へ合格を勝ち取ります。受験当時はあまり手ごたえが無いように感じたものの結果的に非常に優れた合格結果を獲得しています。
元々獣医になりたいという夢をかなえるために浪人を覚悟、そして浪人生よりも大変な仮面浪人を決意したくらいですからもちろん酪農学園大学の獣医学部へ進学を選択します。将来は「牛や豚などの生産動物を診る獣医になりたかった」ということで獣医学にも力を入れている酪農学園大学の実績を見て再入学を強く決意。
獣医になりたいという気持ちを胸に、1年間の仮面浪人を経て酪農学園大学獣医学部に合格｜まとめ
獣医になりたいため獣医学に力を入れている酪農学園大学 獣医学部への進学を希望しますが獣医学部への合格は叶わず、同大学の他大学へ合格したため再受験を覚悟しました。浪人ではなく仮面浪人という道を選び本人持ち前の真面目さとガッツの強さで仮面浪人時代は3大学の合格を掴んでいます。最終的には念願の酪農学園大学 獣医学部に入学を果たしました。
武田塾の特訓で大量に出された宿題ですらこなすのに苦戦しますが、学業・家事・受験勉強を並行しながら必死に勉強に取り掛かります。宿題もただやるのではなく確認テストで毎回100点を取ることを心掛け、模試で分からないところがあれば徹底的に見直すなどひたむきに勉強に向き合いました。
